１,共感できる事に対して寄付が出来る仕組み
フレンドネーションは子供の支援で知られている、日本ユニセフが提供している新しい形の支援です。
寄付の呼び掛けに応じて輪が広がる、そういう支援を実現しやすくしている点が特徴です。
一人ではできなくても誰かと一緒ならできる、というコンセプトの元に取り組んでいるのがポイントです。
アイディアを形にしてそれをプロジェクト化する、これがユニセフの提唱する新時代の寄付のスタイルです。
寄付を募るプロジェクトは多数発起されていて、参加者は共感できるものを選び寄付をする形で支援に参加します。
どれを選ぶかは自由ですし、金額も無理のない範囲で決められるので、良く選んで支援したいプロジェクトが選択できます。
これまで発起しているプロジェクトに共感できるものがない場合は、自分で新規に立ち上げて賛同者を集める方法もあります。
誰でも発起して支援の輪を広げられる、それこそがユニセフの描く支援のイメージです。
既存のプロジェクトに参加して寄付をしたい時は、プロジェクトの概要と目標達成時の支援内容に目を通し、納得してから寄付することが大切です。
目標の金額と達成率に、受付終了日も表示されているので、これらをチェックして実現可能か判断することも必要でしょう。
終了までに時間的な余裕があって、目標が達成に至りそうであれば、実現可能性に期待して寄付が行えます。
２,支援をしたい事があればプロジェクトの発起人になろう
しかし、フレンドネーションの魅力はやはり、自分で支援を思い立ってプロジェクトを発起することです。
支援したい形があって、ユニセフの力を借りたいなら、オーナー登録を済ませて発起を開始できます。
オーナー登録といっても、主要なSNSアカウントかメールアドレスがあれば、ニックネームとパスワードを設定することで完了します。
後はプロジェクトの種類と名前の設定を行い、いくつかの項目を選択したらスタートです。
発起したプロジェクトはユニセフの該当ページに掲載されますが、SNSを使って情報を拡散したり、寄付を呼び掛けることもできます。
家族や友人に声を掛けてみるのも良いですし、SNS上のフレンドを誘ってみるのもありです。
個人名で寄付を呼び掛けても、一般的にはあまり支援が集まりませんが、ユニセフのフレンドネーションなら自信を持って呼び掛けることができるでしょう。
集まった支援は正しく使用されますし、1円も無駄にしないように世界中の子供達に役立てられます。
ユニセフの名前で提供している以上、いい加減なお金の利用は許されませんから、そこは信頼して任せられます。
寄付は善意によって行うものなので、まずは支援したいという気持ちが大事になってきます。
自分の行動が誰かの為になると分かれば、人は心を動かされて行動に移しますから、そういった呼び掛けが簡単にできる仕組みは魅力的です。
まさに、フレンドネーションは誰かの心を動かしたい人の為にある仕組みで、支援をしたいと思い立つ人が先頭に立って支援を呼び掛けます。
３,フレンドネーションに参加する方法は簡単
プロジェクトは発起した本人がSNSで輪を広げても良いですし、賛同者が他の人に教えたり、寄付を呼び掛けるのもOKです。
スタイル的にはクラウドファンディングに近く、共感した賛同者が寄付をしてプロジェクトの実現を助ける感じです。
フレンドネーションには達成感がありますから、目標を目指して実現したい人にこそおすすめです。
支援を考える側にとっては、プロジェクトに目を通して選び寄付をするだけという、手軽さがメリットに感じられるはずです。
一方の発起人は、プロジェクトを立ち上げる手間が殆どないので、行動の開始がスピーディーで、しかもユニセフが支援してくれる安心感があります。
この仕組みはまだまだ始まったばかりですが、今後幅広く認知されるようになれば、寄付が当たり前のものになる可能性が高いです。
直接ユニセフに寄付をする方法もありますが、誰かの呼び掛けに応えて共感したり賛同するのも、支援を行う切っ掛けになります。
オーナー登録にSNSアカウントは必須ではありませんし、メールアドレスを持っていれば誰もが発起人になれます。
ユニセフにおける寄付では、クレジットカードに加えてインターネットバンキングやコンビニ決済も選べます。
つまり、大人だけでなく学生や子供も参加できる余地があるので、幅広く呼び掛けることの意義は大きいといえます。
自分でブログを作る必要がないですし、ユニセフのWebサイトに掲載されるので、かなり効率的に支援の輪が広げられるでしょう。
コストは勿論リスクもありませんから、思い立ったらその時に行動に移せますし、プロジェクトの発起人になることもできます。
参加方法はあまりに簡単で拍子抜けするほどなので、誰にでも気兼ねなくおすすめできると考えられます。