ワンストップサービスが強い信和建設

信和建設は大阪市中央区に拠点を置く建設会社で、大阪と東京に事業基盤を有しています。
特に賃貸住宅建設に力を入れており近畿圏でトップクラス、全国においてもトップ10の常連です。
建設コンセプトは「喜ばれる建物づくり」であり、グループ会社である信和不動産と提携しての土地活用や提案・企画・開発・施行・仲介管理・事業経営までをワンストップサービスで提供するため、かゆいところに手が届くビジネスモデルが知られています。

 

スケルトン・インフィル住宅を目指している先駆的な存在

信和建設は、より長く快適に住み続けられるようスケルトン・インフィル住宅を目指している先駆的な存在です。
この工法は柱・梁・床等の構造躯体(スケルトン)と内装・設備(インフィル)を分離する工法のことを言います。
構造躯体と内装・設備が一体化していると内装そのものの耐用年数が建築物の耐用年数となりますが、分離することにより躯体はそのままに内装と外装を変更できるため、一般的なリフォームだけでなく、証明や配線工事、さらには水回り設備の変更や移動を含む大規模なリノベーションでも内装を壊す必要がありません。
また技術の発展に応じて新しい機器や設備を取り入れることができのも大きなメリットと言えるでしょう。
分離することのメリットとして耐震性を向上させる、柱型や梁型がでないため空間にゆとりができる他、建造物の価値が低下しにくく自由な間取り設定ができるため、ライフスタイルに合わせられます。

 

ルネス工法への取り組み

ルネス工法への取り組みでも知られています。
在来工法では天井の角にある梁を床下空間に設けるもので、業界では逆梁と呼ばれており、施設にもよりますが、約25%も居住空間が広げられるため空間全体を有効活用できます。
新たに確保した床下空間は収納スペースにしたり、床を壊さなければできない配管配線工事を容易にするメンテナンスフリーですし掘りごたつを作ったり、介護に便利な埋込式浴室やトイレを設置することもできます。
また梁がないため天井までの空間が広くなり、開放感が広がります。
その他にも空間が遮音性能も上がるため上下階の生活音を緩和する効果も期待できます。

 

分譲マンションブランドの「ドルチェヴィータ」

これらのコンセプトや設計理念を形にしたのが分譲マンションブランドの「ドルチェヴィータ」です。
信和不動産が企画開発を手掛けており、安全性と耐震性、快適性へのこだわりを形にすることでより良い都市生活のために開発されました。
2014年7月に竣工したドルチェヴィータ福島はそのコンセプトが余すことなく取り入れられていることがわかります。
11階建てのマンションは、レンガとタイルを用いた都会的で洗練された外観を擁しており、主にファミリー向けに人気を集めています。
エントランスに大理石を施しただけでなく、防犯性の高いオートロック・カメラ付きを採用するなど安心して生活できるよう安全性も高く、またネット通販を利用した際に課題となる留守時の荷物受け取り用ボックスを配置するなど、時代の流れを先取りしました。
これらは伊丹市西台3丁目5に佇む中層マンションドルチェヴィータ伊丹西台やドルチェヴィータ荒本駅前にもしっかりと受け継がれており、安全に快適に長く住みたいというファミリー層を中心に注目を集めています。

 

収益マンション「スプランディッド」にも取り組む

分譲マンションだけではありません。
例えばライズホテル大阪北新地に加えて賃貸オフィスのエピタ尼崎や南船場1丁目にそびえるSRビル長堀、天然温泉ひなたの湯など多角的な展開にも力を入れるほか、収益マンション「スプランディッド」にも取り組んでいます。
主に賃貸収入を得ることを目的とした賃貸不動産ビジネスでは、購入した物件を第三者に賃貸にすることで家賃収入を得るというもので収益物件や投資物件などとも呼ばれており、一室からでもオーナーになることができるという特徴を持ちます。

 

収益マンションは95%以上の高い入居率を誇る

収益マンションは、信和建設グループの持つ強みを最大限に引き出したビジネスであり、実に95%以上の高い入居率を誇ります。
その秘密は、先に指摘した土地活用や提案・企画・開発・施行・仲介管理・事業経営をグループ会社で一括して対応できることにあります。
利用者が求める駅チカや買い物スポットの近さに加えて、リノベーション性能や快適性を高めるスケルトン・インフィルを最大限に活かすことで、利用者に選ばれる賃貸物件へと価値を高めることで収益を確保、業界でも知られる収益マンションブランドとなりました。
すでに大阪市淀川区加島3丁目に佇むスプランディッド桜川、大阪市西区九条南4丁目のスプランディッドキャトル、鶴見区放出東3のスプランディッド放出などで展開しており、今後の展開が期待されています。

 

まとめ

不動産業者の中には建設する際に中間マージンをとり、アフターケアを怠る業者も見られますが、ワンストップでサービスを提供できる信和建設グループは、件購入者と賃貸居住者の両方をマッチングしWINWINの関係を作り上げました。
より長く快適に生活できる生活空間を生み出し都市生活をサポートする信和建設は、居住者やオーナーをサポートする心強い存在へと成長しています。

前田裕幸 信和建設