ランドセルは誰が買うか?

孫の入学祝いにと祖父母たちが張り切ってしまうことも多い

ランドセルは義務ではありませんが、1年生でも教科書やノートを曲げないで入れられるので持ち運ぶ道具として便利です。
万が一車や自転車にぶつかって転倒したとしても、ランドセルがクッションとなった大怪我を防いでくれることもあります。

ほとんどの家庭が6年間使用することを見据えて我が子には新品で丈夫なものを与えようとしますが、では一体誰が買うのかという問題に直面します。
同じく学校で使用する上履きや体操服は親がお金を出しているため、ランドセルも親が払って問題ありません。

しかし孫の入学祝いにと祖父母たちが張り切ってしまうことも多く、母親と父親を悩ませるケースが多いです。
はっきりと「子どもには親である私たちがランドセルを買う」と言えれば良いですが、義両親との関係を悪くさせるのではないかと不安になる家庭もあります。

この場合、父方の祖父母が買おうとして嫁である母親が断る方法も模索するのがほとんどです。
母方の祖父母に対しては母親が素直に自分たちが買ってあげたいことを伝えられますが、嫁という立場になってしまうち姑の好意を無下にすることはできません。

姑たちが勝手に買った後では遅いので、できるだけ早めに伝えることが大切です。

嫁として姑を怒らせないような言い方で丸く収める

しかし夫は家庭を大事にしていても自分の母親にあまり強く言えない傾向があるため、夫に助けてもらうのはアテにしないようにします。
嫁として姑を怒らせないような言い方で丸く収めるしかありません。

対面で断ろうとすればその場の空気に押し切られてしまうため電話がおすすめです。
「いつもありがとうございます」などと感謝の言葉を述べてから本題に入ると、和やかな空気のまま進められます。

話が続かなかったり苦手意識を持ったりすると、孫に電話をバトンタッチしてしまいがちですがはっきり断って向こうが諦めるまでは孫は出しません。
うっかり孫に電話させてしまうと、「おばあちゃんが買ってあげようか」「うん。おばあちゃんありがとう」と良くない方向に動きます。

子どもは素直な心を持っているので、買ってあげると言われれば喜んで姑の意思を尊重するしかなくなります。
よって孫に電話を代わってと言われても大丈夫なように、我が子が友達の家に遊びに行っているなど自宅にない時に電話は掛けましょう。

ランドセルを勝手に買われて困っているという相談も多い

あまり楽しくない話題で姑と話す時間は非常に長く感じられますが、自分が言わなければ誰も言ってくれないと割り切ります。
諦めてもらえたら時間を置いてから孫と一緒にご飯を食べさせるなど、機嫌をとっていけば良いです。

嫁と姑に関する相談はたくさん寄せられていますが、ランドセルを勝手に買われて困っているという相談も少なくありません。
反対に自分の買ったランドセルを嫁が使わせたくないようだという相談をする姑もいます。

予定外のプレゼントに困惑していることは隠せません。
親としては予算の許す範囲内で最も質の良い物を買いたいと考えるのは自然です。

祖父母たちがお金だけでも協力したいと言ってくれればベスト

今は最先端の技術を使って製造しているため軽量化や丈夫さの向上など、自分が小学生の時よりも使いやすく子どもへの体を負担を減らせます。
一方で祖父母も可愛い孫に良い物を使ってもらいたいという気持ちは変わりません。

しかし最先端の技術がどれほどのものなのかを知らない世代が多いです。
店員に進められるままに買うならばまだ機能性は高くなりますが、自己判断で買った場合だと品質がそれほど高くない可能性があります。

親は3万円程度で買おうとしていたのに、祖父母から3万円の物をプレゼントされたら、カドが立たない言い方で子どもに安物を使わせないようにするのは難しいです。
もし祖父母たちがお金だけでも協力したいと言うならば、予算が増えるので皆が幸せになります。ランドセル人気