物を購入する時、値段の安さを最優先して物を購入するという人であれば、パッケージデザインなどあまり気にしないということもあるでしょう。
特に商品のパッケージのデザインがイマイチでも、その商品の中身が良ければ売り上げには影響しないという事もあるものです。
ですが、パッケージデザインが良くなくてもちゃんと物の質が良ければ売れていく、という現象は、その商品を一度は使ったことがあって、その商品が良いということを知っている人だけに当てはまることでもあるでしょう。
または、その商品の口コミや使い勝手を聞いたり見たりしていて、あらかじめ知っていたという場合に限ります。
人は大抵見た目から判断することが多いですし、それでイメージが決まってしまうことも多いものです。
商品の見た目でもあるパッケージデザインは必要
初対面の人と会ったりする時は、自分の印象が悪くならないように、見た目には気を付けるという人もいるでしょう。
ですからやはりイメージを良くするためにも、商品の見た目でもあるパッケージデザインは必要です。
商品を良く見せるために文字の位置や色、柄や画像の大きさまで商品を発売する側は注意することが多いと思われます。
特に初めて購入する商品はある意味実験で、お試しで購入するということもあります。
なのでイメージの良さというのは大切でしょう。
また、食品であれば美味しそうに見えるかどうか、ということも大切です。
商品の質にこだわってあまりパッケージデザインに費用をかけなかったり、質素な見た目にしてしまうと美味しそうに見えず、手に取ってもらえないということもあり得ます。
試食販売などを行っている食品であれば、まず味を確かめてから買うかどうかを決めることもできるので良いですが、何もない時は視覚から入る場合がほとんどです。
なので売り上げを伸ばしたかったり、まず注目してほしい時はパッケージデザインに力をいれるものです。
見た目を変える
大手の企業であれば有名なイラストレーターやクリエイターに依頼していることもあります。
もしその商品がヒット商品になったような時は、そのまま商品のイメージにつながっていくこともあるので、ヒットを狙える商品ほどこだわるということも多いです。
ですが、人というのはどんな良い商品でもずっと使い続けていたり食べ続けていれば、いずれ飽きがくるものです。
ヒット商品ほど多くの人が知っていますし利用しますから、一気に飽きられてしまった時は、その商品そのものの質は落ちていないのに売り上げが減ってしまうようなこともあります。
ですからそうした時にも都合が良いのが、見た目を変えるということです。
なんとなく内容や中身は変わっていなくても、見た目や形、大きさが変化すれば何か違うものに変化したような感じにもなります。
なのでそうした人の心理を利用して、売り上げ低迷に悩むときは見た目を変えてみて売り上げを取り戻すというのも一つの良い戦略です。
商品の内容を変えたり、新しく開発するにはまた費用もかかりますし、研究も必要です。
見た目優先にしてしまうのは裕福層に多く、高級志向の人に多い
また、中身を変化させることによって今までのファンが減ってしまうことも考えられます。
なので何も変えずに見た目を変えることで新しい顧客を取り入れたり、今までの顧客を取り戻す方法というのもおすすめです。
ヒット商品や売り上げ低迷の商品をよみがえらせるには、アイデア次第ということもうかがえます。
普段無意識に見ているような絵柄、画像でも実は私たちの生活に大きく影響していて、なじんでいるということもあります。
見た目というのはとても影響しているので、何故売れないのか、物は良いのにリピーターがいないという悩みがある時は見た目のイメージなどに注目してみても良いです。
また、こうした見た目優先にしてしまうのは裕福層に多く、高級志向の人に多いともいえます。
お金がなかったり費用に余裕がない時は必要最小限のものでおさめようとしますし、見た目ではなく、量で買うか買わないかを決めてしまうことも多いです。
見た目で選んでしまう、選ぶことが好きだというのはそれだけ心に余裕があるとも言えますし、物を選ぶことに楽しみを感じることができる状態だともいえます。
どういったものを良いと感じるかは個人の趣味がありますが、何を優先するかというのはその時のお金の余裕、心のゆとりも影響しているでしょう。
まとめ
ですから見た目重視ではなく、見た目を後回しにしてしまう時は心に余裕を持つようにしてみると良いです。
心に余裕があるかどうかで、今の生活が満たされているかどうかも分かるでしょう。
そして、商品は誰をターゲットにして売っていくのかも考えていく必要があります。
使う人やターゲットが子供なのに、大人向けの絵柄にしてもいけませんし、またその逆で大人向けなのにやけに幼稚にしてみてもいけないでしょう。
売りたいと思うターゲット層の好み、喜ばれそうなものを把握して、ちゃんと商品に合っているものにしていくということが大事です。