ユニセフの活動内容
募金と言えば、「ユニセフ」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
ユニセフとは、1946年の国連総会で創設された子どもたちのための国連機関です。
現在は世界190か国の地域で活躍しています。
日本ユニセフ協会は、本部との協力協定に基づく、日本における支援の公式機関となります。
世界中すべての子どもが、公平なチャンスを得られる世界と言うのをモットーに、未来へ希望の持てる社会を目指しています。
活動内容は7つの分野に分かれているため、より細かな支援ができるのです。
その7つの分野とは、保健・HIV/エイズ・水と衛生・栄養・教育・子どもの保護・社会へのインクルージョンです。
さらに災害地域や、紛争に巻き込まれた子どもへの支援にも取り組んでいます。
第二次世界大戦後は、日本も支援対象の国の一つでした。
学校給食や粉ミルク、医療品などが届けられたのです。
2011年の東日本大震災では、約半世紀ぶりに支援を受けることになりました。
活動するにあたっての活動資金は、100%民間からの寄付と各国政府によって支えられています。
さらに、支援する多くの著名人が、親善大使となって活躍しているのです。
デイビット・ベッカム、オーランド・ブルーム、ケイティ・ペリー、オードリー・ヘップバーンも生前活躍していました。
日本ではアグネス・チャン、黒柳徹子、長谷部誠などが参加しています。
ユニセフの募金活動について
これだけ名の知れた人達が協力しているのは、身近に感じる大きな要因にもなるでしょう。
まだまだ多くの著名人が参加していて、イベントなども積極的に行っています。
募金と言うと、街中で箱を持っている人に直接お金を入れるイメージがあります。
しかし現在ユニセフでは、様々な方法で募金に参加できるのです。
銀行振り込み、電話での申し込み、ソフトバンクの携帯利用料と一緒に引き落とすことも可能なのです。
その他にクレジットカードや、コンビニからも募金できます。
一回ごとではなく、毎月自動振替によって継続的に募金することもできます。
ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムと言って、毎月の募金金額を自由に設定でき、無理なく参加することができるのです。
お金だけでなく、支援ギフトを送る方法もあります。
ワクチンや毛布などの支援物資を指定すると、途上国の子どもに届けられます。
希望があれば、寄付する地域や国を指定することもできます。
自分の支援がどの国に送られているのかわかると、募金するほうも嬉しいでしょう。
自分にあったやり方を探してみてください。
実際に今までの支援は膨大な数になっています。
約100か国で25億回分のワクチンを届け、世界で約半数近くの子どもが予防接種を受けたことになります。
水などの衛生環境に問題のある国では、71か国7138の学校と、44か国1654か所の保健・医療機関に水とトイレの新設や改修を行いました。
さらに微量栄養素パウダーや栄養治療薬で、重度栄養不良の300万人を治療し、子どもに元気を取り戻させています。
教育面でも影響は大きいです。
1570万人の子どもに学用品を、33万の教室に教材を届けました。
戦争や災害で学校へ行けない子ども1170万人を支援しているのです。
地雷の危険性のある国、20か国で400万人の子どもたちに地雷教育も行われています。
なくてはならない子どもへの支援
これだけ多くの子どもが救われているを見ると、子どもの支援にはなくてはならない存在なのかもしれません。
子どもの命を守るために、様々な活動の輪が広がっているのです。
このような活動に使われた募金などは、収支・活動報告として誰もが見ることができます。
公式ホームページを使えば見ることができるので、チェックしてみてください。
どこに何が使われているかわかるのは、募金する側からしても安心です。
事細かに公表しているのは、信頼の証でもあります。
募金だけではなく、実際に自分自身が協力したいと言う人もいるでしょう。
通念を通してのボランティアを募集しています。
ユニセフハウスでは、協会や地域活動を支えていきます。
地域組織では、支援を様々な地域で行い、ネットワークを広げていきます。
国内インターンは、将来子どもの分野で国際協力できる若者を人材養成します。
この3つのボランティアは、通年を通して参加が可能です。
ボランティアと言っても色々と分野があるのです。
期間限定募集で大学生院生を対象にした、海外インターン。
夏休みを利用して、中学生・高校生も参加できる夏休みリーダー講座なども実施しています。
幅広い人が参加できるが良いところでしょう。
このような多くのボランティアの人々の手で、活動が支えられているのです。
興味のある人は覗いてみてください。
今までとは違った、寄付や募金に対する考え方が生まれるかもしれません。
小さく守らなければいけない命が、世界中にいるのです。
少しでも子どもの未来を切り開いていけるように、できることから始めてみませんか?